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Face IDが故障+盗難防止機能がONだとデータ移行はiCloud一択になる理由

2026年10月13日

「Face IDが壊れてしまったのに、機種変更しようとしたら先に進めない」——私たちモバイルストリートにも、こうしたご相談が時々寄せられます。原因の多くは、iOS 17.3以降に搭載された「盗難デバイスの保護」という機能です。今回はこの機能とFace ID故障が重なったときになぜiCloud経由の移行しかできなくなるのか、その仕組みと対処法をまとめました。

「盗難デバイスの保護」とは

  • パスコードの”代わり”を許さない機能 通常、Face IDが認識できないときは代わりにパスコードを入力すれば操作できます。しかし「盗難デバイスの保護」がONの場合、Apple IDのパスワード変更やFind My(探す)のオフなど、一部の重要な操作に限ってはパスコードでの代替が効かず、Face ID/Touch IDでの認証が必須になります。
  • 盗難時に悪用されないための仕組み この制限は、万が一端末とパスコードの両方を盗まれても、持ち主本人の顔や指紋がなければ重要な設定を変更できないようにするためのものです。自宅や職場など「よく行く場所」から離れている場合は、さらに1時間の待機時間が設けられることもあります。

Face IDが故障していると何が起きるか

  • 盗難防止機能そのものをオフにできない 「盗難デバイスの保護」をオフにする操作自体がFace ID認証を必要とするため、Face IDが壊れていると、設定画面からこの機能を解除することができません。
  • 端末単体でのバックアップ・直接転送が止まることがある 新しいiPhoneへその場で乗り換える「クイックスタート」や、パソコンを使った直接バックアップなど、旧端末側での認証を伴う操作が、Face IDの代わりにパスコードで進められず、途中で止まってしまうケースがあります。

iCloudを使った移行が「唯一の現実的な方法」になる理由

iCloudバックアップからの復元は、新しいiPhone側でApple IDとパスワード(および2ファクタ認証)を使ってサインインし、クラウド上に保存済みのバックアップを読み込む仕組みです。旧端末のFace IDに対して認証を求める場面がないため、旧端末がFace ID故障で操作不能になっていても影響を受けません。普段からiCloudバックアップを自動でオンにしておけば、こうした状況でも新しいiPhoneへスムーズにデータを移行できます。

まとめ

Face IDが故障した状態で「盗難デバイスの保護」がONになっていると、旧端末側での認証が必要な移行方法はほぼ使えなくなり、iCloudバックアップからの復元が現実的な選択肢になります。日頃からiCloudバックアップを有効にしておくことが、こうしたトラブル時の備えになります。端末の故障や買い替えでお困りの際は、iPhoneを売る準備のページもあわせてご確認ください。私たちモバイルストリートでは査定・手数料はすべて0円、データ消去にも対応していますので、お気軽にご相談ください。