「返却」と「買取」どっちが得?カエドキプログラム・スマホトクするプログラム・新トクするサポートの残価と買取価格の比べ方
2026年11月6日
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」、auの「スマホトクするプログラム」、ソフトバンクの「新トクするサポート」。2年ほど使った端末を返却すると残りの支払いが免除される、いわゆる残価設定型のプログラムです。「返却するつもりだったけど、買取に出したほうが得なのでは?」という相談を店頭でよく受けます。結論から言うと、返却で免除される金額(残価)と、買取店の買取価格を比べれば答えが出ます。この記事では3社のプログラムの仕組みと、比べ方、買取に出すときの注意点を整理します。
この記事の要点
- 返却=残価の支払いが免除される。買取=残価は自分で払うが、買取価格を受け取れる
- 買取価格 > 残価 なら買取が得。買取価格 < 残価 なら返却が得
- 画面割れなど返却の査定条件を満たさない端末は、返却時に費用がかかるため、買取のほうが有利になることがある
3社のプログラムの仕組み(2026年11月時点)
細かい条件は申込時期や機種で変わります。必ずお手元の提供条件書や各社の公式ページで最新の内容をご確認ください。
| プログラム | 支払い回数 | 返却すると | 返却しないと |
|---|---|---|---|
| ドコモ いつでもカエドキプログラム |
24回(24回目が残価) | 23か月目までに返却すると、24回目の残価が不要 | 残価を24分割した「再分割支払金」を24回目以降も払う(支払期間は47回に延長)。24〜46か月目に返却すれば翌月以降は不要 |
| au スマホトクするプログラム |
24回(最終回が残価) | 13〜25か月目に返却すると、最終回の残価が不要 | 最終回分が自動的に24分割され、25〜48か月目も支払いが続く(一括払いも可)。2026年2月26日からは条件が変わった「スマホトクするプログラム+」に |
| ソフトバンク 新トクするサポート |
48回 | 一定の時期以降に返却すると、残りの分割支払金が免除(スタンダード・バリュー・プレミアムなど種類で時期が違う) | 48回の支払いが続く |
共通しているのは、「返却しない」を選ぶと残価(残りの分割)を自分で払い続けるという点です。払い終えれば端末は完全に自分のものになり、売ることも使い続けることもできます。
残価の確認方法
残価は契約時の申込書・提供条件書に書いてあります。手元にない場合は、My docomo・My au・My SoftBankの「契約内容」や「機種代金の残額」の欄で、残りの分割支払金の合計を確認できます。再分割が始まっている場合は、残りの回数×毎月の金額で計算してください。
「返却」と「買取」の比べ方
比べるのはこの2つです。
- 返却で免除される金額 = 残価(まだ払っていない分割支払金の合計)
- 買取に出したときの手取り = 買取価格 − 残価(残価を払ってから売る、または売ったお金で払う)
例1:残価が50,000円、買取価格が70,000円の場合
返却すると50,000円の支払いがなくなります。買取に出すと70,000円を受け取り、50,000円を払うので手元に20,000円残ります。この場合は買取が20,000円得です。
例2:残価が50,000円、買取価格が35,000円の場合
買取に出すと35,000円しか受け取れず、50,000円を払うので15,000円の持ち出しです。この場合は返却が得です。
買取価格は、買取価格表で機種・容量・状態を選べば、その日の金額がすぐ分かります。iPhoneは11月の買取相場まとめも参考にしてください。
返却の「査定条件」も忘れずに
返却にも査定があります。画面割れ・水濡れ・著しい外観の破損があると、返却時に故障時利用料(2万円前後の設定が多い)を払うか、返却自体を受け付けてもらえないことがあります。そうした端末は、買取店のジャンク価格と比べると買取のほうが有利になることが少なくありません。私たちモバイルストリートでは画面割れや電源が入らない端末も買取しています。
買取に出すときの注意点
- 残債があると「ネットワーク利用制限△」になる 端末代金の支払いが残っている端末は、利用制限の判定が「△」です。当店では△でも買取しますが、減額の対象になります。残価を一括で清算してから売ると「○」になり、金額面でも有利です。詳しくはネットワーク利用制限とはをご覧ください。
- 売ったあとも支払いは続く 端末を売っても分割支払いの契約は消えません。支払いが止まると端末が「×(赤ロム)」になり、次に使う人に迷惑がかかります。売却後も必ず払い切ってください。
- 返却期限を過ぎた端末も売れる 返却のタイミングを逃して再分割が始まってしまった端末も、買取には何の問題もありません。残りの支払いと買取価格を比べて決めてください。
- データ消去と各種ロックの解除 返却でも買取でも、バックアップ・「探す」のオフ・初期化は必要です。手順はデータ消去の完全ガイドにまとめています。
どちらが向いているか
返却が向いている人
- 買取価格が残価より低い(古い機種・容量が小さい・状態が良くない)
- 同じキャリアで次の機種も同じプログラムで買う予定
- 手続きの手間を減らしたい
買取が向いている人
- 買取価格が残価より高い(Proモデル・大容量・状態が良い端末は差が出やすい)
- 画面割れなどで返却の査定条件を満たさない
- 他社へ乗り換える、またはSIMフリー機を使うので、キャリアのプログラムを続けない
- 返却期限を過ぎてしまった
よくある質問
Q. 残債を払い終える前に売っても違法ではありませんか?
端末は購入者の所有物なので売ること自体は可能ですが、分割の支払い義務は残ります。支払いを止めると赤ロムになるため、残価を一括清算してから売るのがいちばん安心です。
Q. 返却用のキットが届いてしまいました。買取に変更できますか?
返却の申し込みをキャンセルできるかはキャリアの手続き次第です。キットを送り返す前に、キャリアのサポートで確認してください。
Q. 機種変更したあと、古い端末を返却せずに持っていてもいいですか?
問題ありません。ただし残価の再分割が続くので、使わないなら早めに買取に出したほうが、支払いと買取価格の差が小さくなります。
まとめ
残価設定型のプログラムは「返却すれば残価が免除」「返却しなければ残価を払って端末は自分のもの」という仕組みです。迷ったら、残価と買取価格を並べて比べるだけで答えが出ます。私たちモバイルストリートでは、残債あり(△)の端末も画面割れの端末も買取しています。機種名と残価の金額をLINEで送っていただければ、「返却と買取のどちらが得か」の試算もその場でお答えします。
売る・相談するならモバイルストリートへ
写真を送るだけで、LINEで査定額をお伝えします。事前の査定なしで、そのままご来店いただくこともできます。査定額にご納得いただけなければ、費用はかかりません。