□iPhoneを売る前にやること

サインアウトと初期化

iPhoneは盗難や紛失してしまった際その端末を勝手に利用できないようにサインインしないと使用できないようになっています。

この使用中の端末を第三者に譲ったり、買取してもらう際はサインアウトすることが必須です。

このサインアウトをする際に必ずApple IDのパスワードの入力が必要になります、

このパスワード忘れてしまった場合は、設定からパスワードを変更してください。

ここで変更が無理な場合は、ご本人がこの端末を購入したという証明書を販売店から発行してもらい、その証明書をApple社に送り本人確認が取れ次第パスワードの変更が可能になります。

サインアウト後は初期化を行います。

2023年6月現在のOSのバージョンは16.5です、初期化の手順をご説明します

１、「設定」アプリをタップします

２、「一般」をタップ

３、最下部にスクロール

４、「転送またはiPhoneをリセット」をタップ

５、すべてのコンテンツと設定を消去

ここまで進めれば端末内のデータは初期化され、工場出荷状態になります。

□ネットワーク判定とは？

ネットワーク利用制限のことです、携帯ショップなどで購入した場合に掛けられる制限のことです。この制限は４つに分けられています、

（‐）ハイフン

（△）三角

（〇）丸

（×）バツ

どの端末もこの表示によって判別が可能となっています。

‐の場合

ハイフン表示の場合は、端末を購入したばかりの端末、もしくはApple社で購入した端末、本体交換品の端末です。

△の場合

三角表示は、携帯ショップなどに分割で支払い途中の端末です。この三角は支払いが完了すれば〇の表示になります。

〇の場合

携帯ショップなどで購入した後に分割の支払いを終えた端末はこの表示になります。

×の場合

携帯ショップなどへの支払いが滞った場合この表示になり通信が不可能な状態になってしまいます。

このネットワーク制限を確認する方法は端末一台ごとに定められている端末一台一台に定められている製造番号（IMEI）を専用ページで調べることによって確認可能です。

この制限によって査定金額が決まるのであらかじめ確認できればしておいた方が良いかもしれませんね。

□simロック解除した方がよい？査定金額が上がる？

SIMロックとは、その端末を購入した際に契約をした通信回線しか利用が出来ないようになっています、これをSIMロックと言います。

例えばドコモで購入したiPhoneにKDDIのSIMをいれて電話を利用しようとしても圏外のままで利用が出来ません、しかしこのSIMロックを解除すればKDDIやその他の回線利用も可能となります。

このロックが解除された状態をSIMフリーと呼びます。

昔から携帯ショップで販売されている端末はこのSIMロックがかかった端末のみ販売されていましたが、2014年の10月に総務省からのお達しで、SIMロック解除が出来るようガイドラインが発表され、2015年５月から利用者の希望によってSIMロックの解除が可能となりました。今現在では契約中の回線ならSIMロック解除可能になっています。

この手数料税込み3300円を支払うことによって解除可能です。